プロデューサー向けステム納品チェックリスト

Levels Flow読了目安 5分

ステムの受け渡しがずさんだと、全員の時間が奪われます。ラベルの間違い、サンプルレートの不一致、クリップした書き出しのせいで、5分で済む読み込みがメールの応酬になります。毎回同じチェックリストを使えば、一緒に仕事したいと思われるエンジニアになれます。

チェックリスト

  • すべてのステムを同じ開始位置(1小節目)から書き出し、ドロップインで揃うようにする。
  • セッションのサンプルレートとビット深度に合わせる。通常は24ビットと、プロジェクトのレート(44.1または48 kHz)。
  • ヘッドルームを残す。クリップしているステムはなし。0 dBFSより数dB下のピークなら安全です。
  • サウンドの一部であるエフェクトは書き込み、マスタリング的な処理は個別のステムにかけない。
  • 意図したバランスが伝わるよう、書き出したリファレンスミックスを含める。

命名規則

未来の自分も次のエンジニアも感謝します。「曲名_ステム名_キー_BPM」のように一貫したパターンを使いましょう。「Drive_LeadVocal_Am_120.wav」なら、ひと目ですべてがわかります。スペースや、_FINAL_final2のようなバージョンの乱立は避けます。

フォーマットとサンプルレート

ステムはWAVかAIFFで、MP3は使いません。ビット深度とサンプルレートはセット全体で統一します。納品先が別のレートを求める場合は、意図して変換し、その旨を伝えます。成り行きに任せてはいけません。

受け渡し

セットをzipにまとめ、メールの添付ファイルの山や期限付きの転送ではなく、永続的なリンク1本で納品します。受け取る側は、今夜でも半年後でも、一か所でパッケージにたどり着けます。

Levels Flowはすべての納品を、期限のない非公開リンクとバージョン履歴で保管します。正しいファイルは常にURL1つの先にあります。

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